イーロン・マスクが注目する次世代旅客機とは!?窓がないのに、絶景を楽しめる超音速ジェット機Spike Aerospace

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電気自動車のテスラモーターズや宇宙ロケットのスペースXを率いるElon Muskは、New York Times Dealbook conferenceにおいて、こう発言しました。

「次世代の旅行に関心があります。超音速・電動・垂直離着陸可能なジェット機を開発することに、興味深いチャンスが存在しているからです。そういった機体がボーイングやエアバスから提供される可能性は低いと思います。彼らは、既存の機体の改善には注力しているが、革新的な進歩には背を向けているからです。だから、そういった新しい機体はスタートアップから出てくるでしょう。すぐではありませんが、将来もし私が別の会社を持っているとしたら、そんな領域に関心があります」


超音速ビジネスジェットSpike S-512は、そんなElon Muskの期待に応える次世代ジェット機の1つかもしれません。同機体は、現在市場に出回っているどのジェット機よりも早く、目的地に到達できます。

ロンドンとニューヨーク間を3〜4時間(通常は6〜7時間)、ロサンゼルスと東京間を8時間(通常は14〜16時間)で結び、移動時間は半分で済みます。通常の機体が0.85マッハ(毎時567マイル)で飛行するのに対し、S-512はマッハ1.6〜1.8(毎時1060〜1200マイル)の速度を誇ります。


さらに、同機体で特徴的なのが「窓がない」という点です。しかし、写真を見る限り、どの席からも絶景を楽しめるように思えますね。カラクリとしては、この機体のキャビン内壁を薄型ディスプレイ画面で覆っているのです。

航空機全体を囲むように設置されたカメラが、リアルタイムでキャビンの画面に景色を表示させ、「息をのむようなパノラマビュー」を実現しています。もちろん、就寝時間になったら画面を暗くしたり、好きな景色を映し出すことも可能です。


Spike Aerospaceは、ボストンで2011年に創業。同社CEOのVik Kachoriaは、NASAやMITに在籍し、30年以上にわたり、航空宇宙分野の研究に情熱を注いできました。航空機の客室から窓を取り除く理由について、「窓の構造を支えようとすると、航空機の重量が上がってしまう上に、機体全体の耐久度を下げています。窓の存在は、航空機の機体設計において重要な課題を発生させている」と述べています。

Spike S-512の搭乗者数は12~18人、販売価格は8000万ドル、初飛行は2018年を予定しています。楽しみですね^^

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