デザイナーと工場を直接繋ぐMaker’s Row、アメリカ国内のメーカーを活性化!

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MAKER’S row(メイカーズロウ)は、アメリカ国内から最適の工場・工房を選べる「ファクトリー・ソーシング・サービス」を手掛けています。まずは、下記のデモ動画をチェックしてみてください。


工場・工房を探しているブランド・デザイナーは、MAKER’S rowにおいて①ステージ②カテゴリー③場所の3つを選択するだけで、最適の職人に巡り合うことができます。例えば、こちらの検索画面から、①ステージ=Materials②カテゴリー=Accessories③場所=Californiaを選択してみましょう。


上記の検索項目であれば、約30社が検索結果に表示されます。試しに、一番最初に表示されているFlexsystems USA Incorporatedをクリックしてみます。個別サイトでは、会社概要、得意分野(タグ)、サンプル画像などが掲載されており、それらをチェックして自らの要望に添っているようであれば、すぐさま電話やメールでコンタクトできます。

MAKER’S rowの最大の特徴は、前述の”①ステージ”にあると思います。このステージは6段階に分かれており、それぞれのステージ毎に得意とする工場・工房が設定されています。


1つ目は「アイデア」です。アイデアを洗練するのを手助けしたり、アイデアを実現するのに必要な部品の助言をもらえます。


2つ目は「パターンメイキング」です。アイデアの青写真や図面を描きます。


3つ目は「マテリアル」です。製品を作るために必要な材料を集めます。


4つ目は「サンプルメイキング」です。試作品の制作を請け負います。


5つ目は「ツール」です。生産スピードの向上、コストの引き下げ、製造機械のカスタマイズなどの助言をもらえます。


6つ目は「プロダクション」です。小規模〜大量生産まで、様々なロットに応じたメーカーが登録されています。

MAKER’S rowには現時点で1400のメーカーが登録しており、今迄に2万4000もの契約が成立しています。登録しているメーカーの得意分野はアパレル・アクセサリー関係が多く、規模感では大規模な工場より小規模な工房の方が多いようです。

下記の4つの動画は、MAKER’S rowで紡がれたストーリーです。


Maker’s Rowは2012年10月に創業、ニューヨークに拠点を構えています。現在までに7万5000ドルの資金を調達しており、次のラウンドでは125万ドル​​を調達しようとしていています。メンバーは、下記の3人です。


中央のMatthew Burnettが創業者です。彼は祖父が時計職人だったことが影響し、DKNYやDieselの時計デザイナーとしてキャリアをスタートさせました。その後、Brooklyn BakeryというEコマースベンチャーを設立しますが、Matthewは大きなピボットを行います。きっかけは中国企業からの部品調達トラブルです。その時、アメリカのデザイナーやブランドが、もっと国内メーカーと繋がる必要性を感じ、ファクトリーソーシングのポータルサイトMaker’s Rowを立ち上げました。

左手の女性が、共同オーナーのTanya Menendezです。彼女はGoldman Sachsへ勤めていましたが、平日夜や週末はBrooklyn Bakeryへ足を運んでいました。当時、Matthewがファクトリーソーシングの構想を打ち上げており、地元の工場や中小企業とのネットワークを支えていくビジョンに共感していました。ある日、Matthewから「共同オーナーとしてフルタイムで参加してほしい」と言われ、Maker’s Rowへ参画を決意しました。

右手の男性が、エンジニアのScott Weinerです。彼は13歳の頃からウェブ制作を始め、趣味でiPhoneアプリを開発してきました。MatthewやTanyaとはBrooklyn Beta Summer Campで出会い、Maker’s Rowへ加わりました。

 

Maker’s Rowは、アメリカ国内のメーカー・デザイナーにとっての新たな選択肢を作り上げたと言えますね。最後に、Matthewへの「6つの質問」と題されたインタビュー動画を紹介しておきます。それでは〜:D

 
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