水深100mへ!水中探検ロボットのOpenROV

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OpenROVは、水中の探査・教育に焦点を当てたDIY遠隔操作ロボティクスのコミュニティを運営しています。OpenROVの目標は、誰もが水中環境を探検・勉強できるようにして、航海探査を民主化させることです。”海の探検家”の育成に必要な
関連データや知見を共有するために、グローバルに接続された市民科学者のコミュニティ基盤を築いています。


さらにOpenROVは、様々な既成部品を利用して、オープンソース&低コストの遠隔操作型水中探検ロボットを開発しました。 USBのHDビデオカメラとLEDライトが付いているので、鮮明な探検活動が可能です。まずは、下記の潜水動画を是非チェックしてみてください!

 


これは、反則ですね!(笑)こんな潜水ロボを子供時代に持っていたら、毎日放課後は川へ遊びに行ってしまいそうです。(・・・東京の川での利用は色々と難しいかもしれませんがw)

気になるお値段ですが、製作キットは830ドル!!! キットの中身は、下記の紹介動画で確認できます^^(7分程とちょっと長い・・・)。

 


この小さな潜水ロボは、オープンソースのハードウェアに加えて、GNU / Linuxベースのオープンソースソフトウェアが組み込まれています。単2電池8本で推進用プロペラ2基と潜水用プロペラ1基を動かしていながら、稼働時間は1時間〜1時間半ほどです。移動速度は秒速1m。動作テストは潜水20mにて行っていますが、設計上は何と水深100mまで潜水可能なようです。下記動画では、潜水ロボの仕組みをざっくりチェックできます!(こちらも、ちょっと長い・・・)

 


OpenROVは、Kickstarter’s発のプロジェクトで、資金調達額は11万ドル。Kickstarter’sの2012年ベストプロジェクトの1つにも選ばれています。

OpenROVを創設した、NASAエンジニアのEric Stackpoleは、自宅近くの水中洞窟で「誰でも簡単に水中探索できるようにしたい」と考え、この潜水ロボを製作しました。市場には、 Videoray Scout ROVsが提供するプロフェッショナル向けの水中探検ロボがあります。ただ、「水深76メートルまで」とされているにも関わらず、約1万ドルの費用が掛かってしまいます。



対してOpenROVは、コストを削減するために既成の共通部品を使用しています。例えば、OpenROVが使用する深度センサーは、一般ダイバーのコンピュータに含まれているものです。ビデオカメラは、人々がビデオチャットに使用する安価なWebカメラを用いています。最も高価な部分としては、89ドルのコストを掛けたBeagle Boneと呼ばれる小さなLinuxコンピュータです。それについても、OpenROVのチームは、大量に部品を購入することでコストダウンを図りました。プロトタイプの製作には、サンフランシスコのTechShopなどを利用しています。

OpenROVの最大の魅力は、(単純ですが)「低コストにある」と言えます。この潜水ロボは好奇心旺盛な学生やアマチュアのためのツールと​​してだけでなく、探検家や科学者のための非常に有用な潜水ツールとなります。OpenROVの水中探検ロボは、海洋探査の未来を変えていく力を秘めていると思います。

では、また〜:D

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